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2008年7月11日(金)

今日は仙台に行きました。野球シーズン開幕直後の3月28日以来の仙台訪問です。伊藤忠商事の東北支店(仙台)では、石炭部時代の1年後輩の丹羽さんが3月末に支店長職を退き、4年後輩で非鉄出身の細川氏が後を継ぎました。彼は仙台に赴任する前は南アフリカ支店長でしたので、彼から南ア事情を聞くことができました。

南アについては2007年9月14日のブログに書いていますが、数ヶ月前まで南アフリカのヨハネスブルグに駐在していた細川氏のレポートは現実味がありました。1週間くらい滞在してしたり顔でテレビなどで解説するレポーターとは情報の質が異なります。
南アの黒人社会に重く圧し掛かる人種間闘争に次いで白人支配を受けた数百年の歴史、貧しい教育システム、社会的適用に鈍くアジア人と比較すると怠惰な国民性、などを聞くと2010年のワールドカップの運営が心配になります。たとえば、8時のキックオフが時間通り始らず、30分程度遅れることを覚悟する必要があると言うことです。
だが、遅れることが日常茶飯事ならば、さほど神経質にならなくて良いかも知れません。なぜなら、全ての手配を通常より1時間くらい早めにすれば解決しそうだからです。

その後、楽天の金田さん(営業本部長)と89ersの中村さん(社長)と面談しました。
スケジュールの締め括りは野球観戦でした。伊藤忠が取引する牛肉を取扱う会社が加工した仙台名物の牛タン弁当を丹羽さんと食べ、ビールとウイスキーを飲みながら対ロッテ戦を見ました。

今回は2つの大きな収穫がありました。1つ目は、丹羽さんが伊藤忠本社を定年になった今、改めて、入社2年目と1年目以来の長い友情を再確認できたことです。2つ目は、楽天球団が仙台出身のゼミ生をインターンとして夏休みに受け入れてくれることが確定したことです。

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2008年7月10日(木)

「Catch the Sports」の第2回目(13日午後8時から放送)の収録を行いました。今週のビジネス・コメンタリーは「FA制度」です。「FA制度」の放送用資料を読みたい方は連絡(自己紹介含め)下さい。メールで送ります。

今回、日本プロ野球組織(NPB)と日本プロ野球選手会(選手会)がFA取得年数を従来の9年から、8年(2007年以降入団の大学卒と社会人は7年)に短縮することに合意しました。補償金の減額も併せ決まりました。

FAは、MLB誕生(1903年)前に経営者によって作られた保留制度に対する長い戦いの後に選手たちが獲得した、球団移籍自由の権利(資格はMLB在籍6年)です。MLBでは1976年シーズンから導入されました。
FA取得までに100年掛かっています。その間に、MLBの独占禁止法適用除外を決めた最高裁の判断、独占禁止法違反を訴えた2つの人権裁判、スポーツ界初の団体労働協約締結、団体労働協約の下での第三者調停制度の導入、を経ています。アメリカの労働政策がそれらの動きに影響を与え、更には、アメリカの司法(連邦と州の裁判制度)の二重構造が関係しますので、FA獲得は人権が絡む壮大なドラマです。

MLBの選手たちは「獲得した」権利ですが、NPBの選手たちは「与えられた」権利です。

FA活発化の条件は、球団に支払能力があること、及び、有能な選手が存在すること、です。現状は、NPB球団の大多数は赤字経営です。したがって、FAを取得しても一握りの球団にしか移籍できません。逆に、新しいFA制度は「戦力の不均衡」を助長しかねません。
選手会はFAの活性化のために経営者に経営改善を訴え続けることが肝要ではないでしょうか。

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帝京大学社会学部にテレビ東京で営業担当専務だった安部輝彦教授がいらっしゃいます。職業柄、テレビCMをたくさん出稿する大手企業に幅広い人脈を有しておられ、顔の広い利点を生かして授業に有名人や知人をゲストとして招いておられます。今日のゲストはテレビ東京でスポーツ担当だった寺尾皖次さんでした。
数日前、安部さんから寺尾さんが懐かしがっています、と電話があり、今日のランチ時間に職員食堂で会うことになりました。

1990年のNBA公式戦開幕試合はNHKに放送してもらいましたが、テレビでCMを流すことが出来ませんので、収支を整えるのに苦労しました。そこで、地上波放送は民放が良いのではとの社内意見もあって、その時、NBAに興味を示してくれたテレビ東京と手を組むことになりました。テレビ東京の窓口が寺尾さんでした。

寺尾さんはテレビ東京の1期生です。大きな予算を組めないためにテレビ東京は色々な新しいジャンルのスポーツをテレビ化しています。例えば、関東大学箱根駅伝やFIFAワールドカップのテレビ放送はテレビ東京が日本で最初に手掛けています。だから、寺尾さんや彼の部下は好奇心の塊みたいなものでした。

テレビ東京には、1992年のNBA公式戦開幕試合の他に、アメリカ大学フットボールのGator Bowlも放送してもらいましたので、1990年以降4~5年は頻繁に寺尾さんにお会いしていました。
そんなこともあって、寺尾さんとの小1時間のおしゃべりは昔のことを思い出させてくれる楽しいものでした。
人の縁は不思議なもので、苦労した仲間ほどお互い忘れないものですね。

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ロッテ・マリーンズ対ソフトバンクホークスの試合の前に、マリーン・スタジアムでファンの意識(マーケティング)調査を行いました。このマーケティング調査は5月3日のBJリーグプレイオフに次いで2回目です。
ゼミ生、23名を6つのグループに分け、グループリーダーの下に、入場門や広場など6箇所に分散して、ファンの皆さんに質問・記入するやり方を取りました。

開場が15:00でしたから、13:00に全員集合です。ロッテ球団から注意事項を聞いてから15:00までの90分が調査時間です。予定通り調査を終了し、全員で外野席の上の「スタンドデッキ」に向いました。そこで観戦するのですが、その前に、原田事業企画室長からマリーンズのビジネス・オペレーションについて説明を受けました。質疑応答を含め1時間の野外授業です。毎週のディベートのお陰かどうか分りませんが、日頃なかなか口を開かないゼミ生が活発に質問をしていました。質問の内容も質が高く、野外授業は満点の評価でした。

実は、3回目の共同マーケティング調査を7月12日(土)に大宮アルディージャと行うべく、出資会社のNTTドコモを通じて交渉をしてきましたが、結果的に断られました。
帝京大学は東京・千葉・埼玉のプロスポーツ球団と非独占(1対1の関係ではない)の下で広範囲な提携を進めています。広範囲とは、できることをやりましょうとの意味です。したがって、球場(スタジアム)での広告看板、野球やサッカーの教室、共同マーケティング調査、インターン生の受入れ、などの相互交流が含まれています。
アルディージャには、大学側から広告看板を出す用意がある旨伝えていましたし、出資会社が仲介しています。しかも、アルディージャは、収入はJ1平均以下、営業損を計上、累積赤字を抱えていますから、収入増に繋がる話を断わるとは思ってもいませんでした。何故か、今でも良く分りません。

球団の赤字解消に積極的に取り組むロッテ・マリーンズとゼミ生含め意見交換ができ、同時に、経営改善に消極的なアルディージャとの比較ができましたので、今日は極めて有意義な日となりました。

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2008年7月4日(金)

7月6日(日)午後8時からFMラジオ局のNACK5にて始ります番組、「Catch the Sports」の収録を行いました。私が素人ですから生放送は無理です。収録からスタートして、生でも大丈夫になるように徐々に力をつけなければなりません。

第1回のビジネス・コメンタリ-は「コミッショナー」でした。番組の中でしゃべる内容とは異なりますが、良い機会なので、コミッショナーについて簡単にまとめました。興味のある方にはドラフトを送付しますので、連絡(その際、簡単な自己紹介をお願いします)下さい。

番組の収録には約2時間掛けています。収録は部分毎に行いますので、緊張と弛緩の繰り返しになります。慣れないとこれが結構精神的疲れになります。恐らく、収録の時間には20分位話をしていると思いますが、収録終了時には90分の授業をした位の軽い疲れを感じました。だが、実際の放送で私が喋る時間はカットする部分が多々ありますから、恐らく10分前後だと予想します。

2時間の収録に比べ、野球やサッカーの生中継は大変だなと感じました。3時間以上掛かる野球で喋り続けることは、相当精神的にタフでないと勤まりませんし、頭に情報を詰め込み、尚且つ、手元に豊富なデータを揃えなければなりません。サッカーでも同じです。スポーツ番組のアナウンサーが特殊な専門家であることが良く分りました。

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