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2008年3月5日(水)

昼にBob Rosenの息子、Gary Rosenと食事をしました。1986年にBobとのビジネスが始った頃、Garyは学生でしたが、20年も経つと立派な副社長です。新物好きのGaryはイスラエルのプロ野球リーグをエージェントの立場で応援しています。だが、初年度は思うように進まなかった様子でした。
食事には、インターンの益田君とCraig Fosterも加わりました。GaryとCraigとは15年以上の付きあいがありますので、気心がお互い知れています。政治や経済を中心に、幅広い情報収集が出来ました。

午後からはThe Frick Collectionに行きました。過去数回訪ねていますが、改めて、この美術館の至宝であるフェルメールの「中断されたレッスン」「兵士と笑う娘」「婦人と召使」の3作を眺めました。フェルメールの作品はたくさん残っていない(世界中で17作?)そうです。彼は日本でも人気があります。

夜はNew York最後の食事とあって、Gordon Ramsayの店にいきました。大盛況で、17:45の予約しか取れませんでした。昼が有名なステーキハウスでの肉料理の後で、しかも、早い夕食では、いくら美味しいRamsayさんの料理でも充分に堪能できませんでした。今回は残念です。

レストランからの帰りにワインショップに寄りました。ボルドーの5級Lynch Bagesと3級lagrangeが日本よりも相当安い値段でしたので、3本づつ計6本買いました。

New York最後の日は、スポーツ経営を忘れ、美術・食事・ワインを楽しみました。

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2008年3月4日(火)

今日は、午前中NHLコミッショナーのGary Bettman氏と面談しました。(詳細についてリクエストがあれば「面談メモ」を送付します)そして、午後、RLR AssociatesのCraig Foster氏の紹介で、日本のスポーツ番組を西半球(アメリカ・ヨーロッパ・南米)にインターネットを利用して配信する計画を有するGraniteとJumpTVと言う会社の代表と面談しました。

RLRはエージェント業を営む会社で、1986年以来、20年以上に亘って個人的な付き合いが続いています。昨年の春には帝京大の学生をインターンとして1ヶ月間受け入れてもらいました。
RLRの一員、FosterさんはRLRの前はCBSのスポーツ部門に勤めていました。彼と私は同じ年令であることもあって親しく付き合っています。彼はエール大学の法学部卒ですが、ギリシャ語やラテン語を含む言語学を習得していますので、「実録メジャーリーグの法律とビジネス」(2006年大修館より出版)の翻訳監修の折、外国人名のカタカナ化に協力してもらいました。

そう言った間柄ですから、New Yorkに行く度に、Foster夫妻と食事をすることにしています。今日の夜もイタリア料理を一緒に食べました。彼の奥さんもエール大学卒です。だから、食事の時の話題は、政治、経済、文化、教育、歴史など多岐に亘ります。深い知識と教養を求められますので、準備が必要です。だから、会って話をするのが楽しみですし、刺激になります。

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2008年3月3日(月)

今日は、午前中、NFL国際担当のGordon Smeaton氏と面談(詳細についてリクエストがあれば「面談メモ」をメールで送ります)後、NBAコミッショナーのDavid Stern氏に会い(同様、「面談メモ」を送ること可能です)ました。Sternさんの配慮には感激と感謝です。実は、彼には今日から2週間出張の予定が入っていたそうです。私がNew Yorkに行くことを連絡しましたら、出張を1日先延ばしして、今日の月曜日午後を空けて会ってくれました。
更には、彼からNicks戦の前から4列目のチケット(330ドル)を2枚もらいましたので、家内と観戦しました。

新聞によれば、Nicksは種々の問題を抱えているそうです。1つは、親会社のMadison Square Garden(MSG)です。MSGはRegional Sports Network(RSN)を保有しています。これまで、New Yorkの大市場でYankees、Mets、Nicks、Nets、Rangers、Islanders、Devilsのテレビ放送を独占してきました。所が、YankeesがNetsと組んで新しいRSNを立ち上げ、Metsも独自にテレビ局を保有しましたので、MSGはNicksに人気の低いNHLチームとWNBA(女子プロバスケットボール)のLibertiesを加えた番組編成を強いられました。結果、経営的打撃を蒙っています。
MSGのスポーツ部門のトップが私の友人のSteve Millsです。今回、彼と会う計画はありませんが、相当苦労していると別の友人から聞きました。

2つめは、Nicks内部の確執です。Nicksのヘッド・コーチ(監督)はIsaiah Thomasです。彼は、1980年代後半、Detroit PistonsをFinal2連覇に導き、バルセロナ・オリンピックのドリームチームの一員にもなりました。彼の選手としての実績は超一流ですが、監督としては指導力不足なのか、彼と主力選手との関係が冷え切っていて、早々にプレイオフ進出が消えました。

今日の試合も選手起用がチグハグで、良い所なく負けてしまいました。Patrick Ewingを擁して強かったNicksが懐かしく思えます。

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NHLで3日(月)から28日(金)までインターンとして働く帝京大2年生の益田祐介君が昨日New Yorkに着きました。彼のNew York歓迎とインターンシップ激励を兼て、家内含め3人で北京ダックの専門店に行きました。
このレストランにはNew Yorkに行った時は必ず寄っています。1羽60ドルと、東京に比べて格別に廉価であるのと、シェフがテーブルの側まで来て、皮をきれいに捌いてくれるのが「売り」です。それに、フカヒレのスープを飲めばお腹一杯です。大満足でホテルに戻りました。益田君も満足したと思います。

所で、New York Timesの日曜版に面白い記事がありました。
1999年12月から2007年末までの間は、ソ連のプーチン大統領の在任期間と重なります。その間、ソ連の株価総額が600億ドル(約6兆円)から1兆ドル(約100兆円)に増加したそうです。対比がポイントです。General ElectricのJohn Welch氏が1981年から2001年の20年間でGEの株価総額を140億ドル(約1兆4,000億円)から4,000億ドル(約40兆円)に引上げ、経済誌「Fortune」に「世紀の経営者」と賞賛されました。

誰もFortune誌に対してプーチン氏にWelch氏と同じ称号を与えるように、とは言っていないそうですが、会社と国家の違いはありますが、Welch氏以上の経営者として彼の功績を認めても良いのでは、と言った内容でした。

株価は先行きの期待感があるから上がると言います。日本の株価低迷は指導者の力不足を反映しています。ソ連人はプーチン個人は好きではないが、プーチンのソ連は好きだそうです。誰でも繁栄する自分の国は好きになります。だが、日本は逆の方向に向っています。
「期待感」ではプロリーグのテレビ中継と同じです。期待感=視聴率です。今のソ連は、人々が強腕投手プーチン氏の快投を見るためにスタジアムに大挙して押し寄せ、また、テレビ観戦を楽しみにしているような現象なんでしょうね。

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2008年3月1日(土)

昨日(2月29日)のNew York Timesを読んでいましたら、ロジャー・クレメンス投手について、FBIが偽証罪の疑いで捜査を開始したと報じていました。2月13日に行われた下院政府改革委員会(House Committee on Oversight and Government Reform)の公聴会で薬物使用疑惑を否定したことが委員会の疑惑を招き、27日に委員会からFBIに捜査要請がなされ、それを受け、FBIが捜査に動き出したのです。
偉大なクレメンスがグランドの外でピンチを迎えています。

新聞を読んだ後、朝と昼を兼て、Four Seasonsホテルの中にあるレストラン、「L’Ateleir de Joel Robuchon」に行きました。日本人シェフが腕を揮っていると聞いたからです。予約なしでしたので、カウンターの席しか空いていませんでした。土曜日なのに大盛況です。しかし、それが幸いしました。

カウンターの中のウエイターが「日本人か?」とたずねましたので、「そうだよ」と返事しましたら、彼らのシェフは31歳の日本人で英語とフランス語が抜群に上手いと誇らしげに話をしてくれました。その日本人が須賀洋介さんです。
須賀さんは、世界的に有名なジョエル・ロブション(Joel Robuchon)氏の10年来の弟子だそうです。ロブション氏がNew Yorkに店を構えるに当って、須賀さんをシェフに指名したとのことです。味は最高。彼の料理を堪能しました。
また、カウンターキッチンでしたので、カウンターの席から彼がてきぱきと指示を出す様子を感心しながら見ることができました。

席を立つ時に、ウエイターに「Please send my best regards to him」と告げましたら、直ちに須賀さんに伝えてくれました。そうしたら須賀さんが挨拶にきてくれて、彼と握手をしてしまいました。周りの多くの人たちが驚いたような顔をしていましたので、少し照れました。しかし、度胸が思わぬハプニングを起しました。人の縁は面白いものです。又行きたくなりました。

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