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2008年2月4日(月)

第42回目となる、2007年シーズンの優勝決定戦、NFLのスーパーボウルはニューヨーク・ジャイアンツがニューイングランド・ペイトリオッツを17対14で下して3度目の栄冠に輝きました。今回のスーパーボウルについて3つコメントします。

1つ目は、ジャイアンツの司令塔(Quarter Back, QB)のイーライ・マニングは昨年優勝したコルツのQB、ペイトン・マニングの弟だったことです。
スーパーボウルに出場することですら難しいのに、スーパーボウルを兄弟QBが連覇するのですから恐れ入ります。
フットボールの勝敗はQBの出来次第で分かれます。過去の例を見ましても、名QBがスーパーボウル優勝にチームを導いています。NFLの各チームが、ドラフトやトレードを駆使して、力のあるQBの獲得に乗り出す理由が良く理解できます。
2つ目は、ペイトリオッツが開幕からの連勝を止められ、1972年シーズンのマイアミ・ドルフィンズ以来、史上2チーム目となる「完全優勝」を逃したことです。NFLは「戦力の均衡」を重視していますので、ずば抜けた勝率で勝ち上がったり、連戦連敗をすることは極めて稀です。そんな中にあって、ペイトリオッツが連勝を続けたことはそれだけ選手全員が充実し、ゲームに集中していたことを物語っています。
3つ目は、アメリカのスポーツの祭典がフェニックス大学のスタジアムで行われたことです。NFLの場合、プレイオフはホームアドバンテージ制(勝率の高い球団のスタジアムで試合を行う方式)を採用しますが、決勝のスーパーボウルは両チーム関係のない第三者のスタジアムで行われます。その会場が2007年シーズンは大学が保有するスタジアムでした。1986年のスーパーボウルはジャイアンツとデンバー・ブロンコスがスタンフォード大学のスタジアムで行っていますので、ジャイアンツは3勝の内2勝を大学のスタジアムで収めたことになります。

ここで言いたいことは、アメリカの大学がスーパーボウルのようなビッグイベントでも受け入れることができるだけのスタジアムを保有していることです。スタンフォードやフェニックスだけではありません。フットボールの強豪校はどこも立派なスタジアムを所有しています。アメリカの大学はスポーツを通じてプロ並みの収入を得て、その収入を施設に投下しています。
日本の大学も大学スポーツを収入を得るレベルまで引上げ、その収入を全校生が利用、または、楽しむことができる施設に廻せるシステムを構築すべきではないでしょうか。

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