2007年12月20日(木)
阪神が、MLBのドーピング実態調査報告書である、いわゆる、「ミッチェル・レポート」に名前が記載されていたジェフ・ウイリアム投手と来季の契約を締結したことを公表しました。レポートの公表から1週間経っていません。阪神はやや「ミッチェル・レポート」を軽視したような気がします。
MLBによるドーピングの実態調査は昨年(2006年)の3月末からスタートしました。この調査の責任者であるジョージ・ミッチェル氏は元上院院内総務で、北アイルランド和平を実現した政界の実力者でした。ソルトレーク冬季オリンピック招致買収疑惑でもアメリカオリンピック委員会の特別調査委員長を務めています。
実力者のミッチェル氏が20ヶ月間に亘って行った調査の結果が「ミッチェル・レポート」なのです。409ページの分量がありますので、日本人が読み通すには3週間位かかるだろうと言われています。アメリカでは、関係者が必死になってレポートを読み、内容を分析しているようです。
阪神はミッチェル・レポートを十分に読みこなした上で、ウイリアム投手との契約に踏み切った方が良かったような気がしてなりません。最近、国際反ドーピング機構(WADA)の監視は厳しいものがあります。阪神がドーピングに対していい加減な対応をしているような事態になれば、球団首脳の交代になりかねません。ドーピング問題は怖いですよ。
トラックバック URL : http://blog.nippon-sports.com/archives/134/trackback/
投稿者:大坪正則 | 16:12







