読売ジャイアンツ(巨人)がヤクルトを自由契約になったアレックス・ラミレス外野手を獲得することが確実になりました。巨人は前横浜のクルーン投手と前ヤクルトのグラインガ-投手も獲得しています。
同じセリーグのヤクルトは2007年のリーグ最多勝投手とリーグ打点王を失うことになりますので、飛車と角を喪失するようなものです。ヤクルトが失う戦力と巨人が得た戦力から生じる格差は、「戦力の均衡」の視点からは興醒めな出来事です。
作季31セーブのクルーンを失う横浜と得る巨人との戦力格差も同じ現象です。これでは、ヤクルトと横浜が戦う前から来年のペナントレースから離脱したようなものです。
私の意見は巨人や読売新聞の人たちとは異なりますが、巨人は2年連続でインターンを夏休みに受け入れてくれていますし、現役では唯1人帝京大の学生を来春採用してくれました。読売の事業部も意見交換に応じてくれます。
巨人とは根本的な意見の相違を認識した上での付き合いが続いています。そんな環境の中、12月4日(火)の講義に桃井社長に来てもらいました。講義の冒頭、桃井社長は、私の拙書、「スポーツと国力」を読んだ上で、「巨人の自由競争とNFLの戦力均衡の論争に決着が付いた」との意見には与しないと力説されていました。
自由競争の下で、他球団の主力選手を奪って優勝することを野球ファンは望んでいるのでしょうか?野球ファン=巨人ファンではありません。巨人ファンは最大数を誇りますが、25%程度です。巨人の愚行によって残り75%が巨人を無視すれば、巨人戦のテレビ視聴率は永久に上向かないでしょう。
プロスポーツリーグは勝ったり負けたりが一番良く、応援するチームのはらはらどきどきの勝利と悔しい敗北の連続が最も客が入りますし、テレビ視聴率を上げる要因になります。







