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中日からFA宣言した福留選手がMLBシカゴカブスとの間で4年、4,800万ドル(約53億円)で合意しました。日本人メジャーリーガーの初年度年俸としては、松井、イチローの初年度を遥かに上回る破格の金額となりました。

福留の評価は、イチローと松井秀喜を足して2で割ったようなものと表現されていましたが、彼がFA宣言をした後、巨人と阪神の富裕球団とMLBの球団が彼に興味を示しました。日本の球団では巨人が最後まで残りましたが、結局、カブスの提示額には及びませんでした。
広島カープの黒田投手もMLB行きを目論んでいますので、今年も又、福留や黒田のような有力選手がMLB球団に移籍します。選手年俸に日米で大きな格差が存在する現状下では、選手の流出を防ぐ手立てがなさそうです。

しかも、MLBでは、以下の2つのことを考慮する必要があります。
1つ目は、ドーピング問題です。仮に、バリー・ボンズが裁判で偽証の罪に問われなくても、ドーピング問題はMLB選手に重く圧し掛かります。今後、50本を超えるホームランを量産できる選手は減って、代りに、イチローや福留のように、走攻守揃った選手の評価が上がると予想されます。走攻守揃った選手は日本にたくさんいます。彼らに対するMLBからのアプローチが強くなるでしょう。
2つ目は、黒人選手の減少傾向です。MLBの登録選手に占める黒人の比率が1995年から2006年の間に半減して、8.4%になったそうです。黒人選手がバスケットボールやフットボールにより大きな魅力を感じるようになったからです。黒人選手減少の穴を埋めているのがカリブ海沿岸地域と日本の選手なのです。

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