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「神様、仏様」の稲尾和久さんが13日亡くなりました。
私のスポーツとの関りは1956年~1958年の西鉄ライオンズ日本シリーズ3連覇に遡ります。私は小学校1年生の2学期から5年生の終りまで佐賀県鳥栖市に住んでいました。野球が面白くなって、放課後毎日のようにクラスの仲間と野球をやっていた時期と西鉄黄金期とがダブります。

小学校の親友の1人に久保康次さんがいました。彼の兄さんは早稲田大学在学中に200メーターの日本記録を保持した短距離走者でしたが、当時大毎オリオンズに在籍していました荒川博選手(現役の時よりも王貞治ホークス監督の打撃コーチとしての方が有名)にランニングを教えていました。その関係で、荒川選手から久保君の家族に頻繁に入場券が届きました。その都度私も一緒に平和台球場に足を運んだものです。観戦は大毎の3塁側でしたが、久保君も私も心では西鉄の応援でした。だから、稲尾さんの投球フォームは今でもしっかり覚えています。

稲尾さんは制球力の良い投手でしたので、ウイニング・ショットを決めた上で対戦する打者に対する投球を組み立てることが出来たと言われています。この方法は企業戦略の構築と実施の上でも有効であることは言うまでもありません。目標を設定し、その上で今日何を行うべきか、逆算式に成果を積み上げて目標達成に近づくわけですから、途中の修正も可能です。この方法は私も利用させてもらっています。

「神様、仏様」が私に野球を馴染ませ、そして、戦略の組み立て方をも教えてくれたようです。
稲尾さんのご冥福をお祈り申し上げます。

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