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2007年11月15日(木)

新聞報道によれば、14日に開かれたプロ野球のオーナー会議で、現在、コミッショナー事務局、パリーグ、セリーグに分かれている事務局を統合する組織改編を来年10月1日を目処に行うことが決まったそうです。

アメリカの4大プロリーグは早い時期から組織をスリム化してコミッショナーに権限と責任を集中する体制を整えていますので、日本のプロ野球のオーナー会議は相当遅い意思決定をしたことになります。しかし、遅いとは言え、組織統合を構造改革の一環として歓迎します。
唯、統合だけでは意味がありません。この機会に、コミッショナーのビジネスに関する権限を強化することを勧めます。何故なら、リーグ全体としてテレビ・マーチャンダイジング・スポンサーシップからの収入が全く伸びていないからです。リーグと球団の収入を増やす手立てを講じなければMLBとの差が広がるばかりです。

シーズンが終了しFAの資格を保有する選手がMLB移籍も視野に入れて交渉に臨んでいます。MLB行きが、「お金」だけではなく、選手自身の力を試したいと考えるアスリートの本能も加味されていることは承知しています。しかし、誰でも同じです。選手にとっても「年俸」は大事な判断要素です。

稲尾選手が「ピッチャーがバッターを育て、バッターがピッチャーを育てる」と生前言っていました。良いピッチャーが居なくなれば、良いバッターが育ちませんし、逆も同じです。日本のプロ野球が取るべき最善の策は、収入を増やし、選手に適正な配分をすることです。個々の球団の「企業努力」には限界があります。

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2007年11月14日(水)

父、正(ただし)が誕生日を明日に控えた今日、唐津の日赤病院で死去しました。91歳でした。

父の人生は九州電力勤務の技術屋さんそのものでした。誠実で、真面目で、無茶をせず、威張らない、中庸の人でした。日頃の口癖が「もうよかろう=そのくらいで良いだろう」でしたので、私の受験の折でも、一度も「勉強せい」と言われたことがありませんし、何かの理由で殴られたこともありません。
囲碁と将棋が趣味で、野球、特に高校野球が大好きでした。

父は、第2次世界大戦後の日本の経済を陰で支えてきた典型的なサラリーマンの1人です。台風や雷の時はいち早く会社に出かけ、停電に備えていました。市内の変圧器の位置と容量を覚えていて、故障が生じると直ちに取替えを指示していました。だから、家族が一番心配な時に父はいつも居ませんでした。

甘いものが好きで、結局、糖尿病になりましたが、90歳を超えての大往生ですから、少々好き勝手しても長生きすることを教えてくれました。

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「神様、仏様」の稲尾和久さんが13日亡くなりました。
私のスポーツとの関りは1956年~1958年の西鉄ライオンズ日本シリーズ3連覇に遡ります。私は小学校1年生の2学期から5年生の終りまで佐賀県鳥栖市に住んでいました。野球が面白くなって、放課後毎日のようにクラスの仲間と野球をやっていた時期と西鉄黄金期とがダブります。

小学校の親友の1人に久保康次さんがいました。彼の兄さんは早稲田大学在学中に200メーターの日本記録を保持した短距離走者でしたが、当時大毎オリオンズに在籍していました荒川博選手(現役の時よりも王貞治ホークス監督の打撃コーチとしての方が有名)にランニングを教えていました。その関係で、荒川選手から久保君の家族に頻繁に入場券が届きました。その都度私も一緒に平和台球場に足を運んだものです。観戦は大毎の3塁側でしたが、久保君も私も心では西鉄の応援でした。だから、稲尾さんの投球フォームは今でもしっかり覚えています。

稲尾さんは制球力の良い投手でしたので、ウイニング・ショットを決めた上で対戦する打者に対する投球を組み立てることが出来たと言われています。この方法は企業戦略の構築と実施の上でも有効であることは言うまでもありません。目標を設定し、その上で今日何を行うべきか、逆算式に成果を積み上げて目標達成に近づくわけですから、途中の修正も可能です。この方法は私も利用させてもらっています。

「神様、仏様」が私に野球を馴染ませ、そして、戦略の組み立て方をも教えてくれたようです。
稲尾さんのご冥福をお祈り申し上げます。

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秩父宮に行きました。帝京大と早稲田大のラグビーを見るためです。我が家では、長男と次男が中学・高校・大学の10年間ラグビーをしていましたので、都合14年間、各地のグランドのみならず、菅平・花園・秩父宮・国立にもよく出かけたものですが、最近はテレビ観戦でしたので、秩父宮は久しぶりでした。

アマチュアスポーツは、高校・大学・郷土・会社の期待を背負って戦うもので、元来お金を取って観客に見せるもの(興行)ではありません。部員の質や数に制限があるわけでもなく、況してや、観客のために故意に手に汗する試合を作り出しているわけではありません。各チームの戦力に偏りがあることが是認されています。
帝京大と早稲田大のラグビー戦はアマチュアの試合の典型的なもので、勝負は99%試合前に分っており、何点差になるかが見どころですから、観戦する人は両校の関係者に限られます。

プロ野球ではシーズン終了と共に「企業努力」の大義の下でFA選手の争奪戦が始っています。戦力の均衡は一顧だにされません。リーグや球団の思考はアマチュアと同じです。これでは、来シーズンも面白い「試合」を期待できませんので、地元ファン、即ち、身内によって球場を埋め尽くすことが出来ても、テレビ視聴率の上昇には繋がりません。
テレビの視聴率は身内以外の人たちに見てもらうことで上向くものです。身内以外の人たちに「試合」を見てもらうためには、二つのチームの戦力が均衡していなければなりません。そうしなければ、商品としての価値が下がります。

帝京大と早稲田大とのラグビーを見ながら「戦力の均衡」の大事さを思い起こしました。

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2007年11月9日(金)

昨日(11月8日)調布市文化会館たづくりで講演しました。
調布市文化・コミュニティ振興財団が主催します、市内・近隣大学等公開講座の中での明治大学の枠で、日本体育大学教授で明治大学商学部兼任講師の森川貞夫氏にコーディネートして頂き、講演が実現しました。

会場は定員100名の映像シアター。講演のテーマは「アメリカメジャーリーグから見た日本プロ野球」でした。木曜の18:30から20:00の時間帯にも拘らず、調布市民の皆さん約50名に熱心に聞いてもらいました。

講演内容を読んでみたいと思われる方は、アクセスして下さい。原文を送ります。

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