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2007年10月18日(木)

報道によれば、最近、政府・自民党の中で、安倍前首相が掲げた政策は「民意とずれていた」とか、前首相は「民意を読み違えた」などの発言が相次いでいるそうです。
参議院選挙の結果を見ればその通りですが、小泉前首相からの流れを注意深く読み取ると、今の政府・自民党の方がよほど「民意とずれている」としか思えません。

国民が郵政民営化に賛成したのは郵政官僚のいい加減さと非効率さに嫌気がさしていたからです。道路公団も根っこは同じでした。また先の参議院選挙では、「年金」に象徴される厚生労働省と社会保険庁のずさんさに国民は「否」と意思表示しました。国民は官僚に直接「否」と言えません。官僚を管理する政治家にのみ「否」と言えます。だから、明らかに官僚と癒着関係にあった族議員の松岡氏を国民は信用しませんでしたし、官僚を管理下に置けない自民党に限界を感じたわけです。

所が、福田政権になったと同時に小泉以前に戻って、これまた報道によれば、「霞ヶ関の高笑い」が聞こえるそうです。残念ながら、これでは先が見えています。

「民意のずれ」は身内だけで統治する組織にはよく生じます。プロ野球も例外ではありません。2004年のストライキを契機に経営者と選手会で合意した「構造改革」が一向に進みません。野球ファンは現状に「否」と言っているのに応えないので、それが観客動員数やテレビ視聴率に「警告」となって表れているのです。「鈍感」力は良いことでしょうか?

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