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2007年10月29日(月)

高校の同窓生の1人に大学教授にして彫刻家がいます。彼女がニ紀展に出品しましたので、今日、国立新美術館に行きました。国立新美術館では複数の展示会が同時並行的に開催されていますので、多くの人で混んでいました。芸術の秋、芸術品で心が癒されます。

日本人は芸術鑑賞が好きなんでしょうか?日本に居ながら世界中の美術品や芸術品を堪能できます。恐らく、鑑賞に出かけてくる人の数が多いからこそ、驚くような世界の名品が次から次に日本にやってくるに違いありません。

いつものことですが、美術館や博物館に行く度に、日本の主要な都市に公共の野球・サッカー・バスケットボール専用の競技場やアリーナがもっとたくさんあればスポーツ振興に役に立つのにと思わざるをえません。球場やアリーナも多くの人が押し寄せますので、公共の施設であり、公共の文化財であるべきです。
同時に、リーグや球団が、彼らそのものが公共の存在であると、自覚することも大事です。リーグ・球団・球場(アリーナ)が公共文化財と世間が認知した時、スポーツの産業化が大きく前進するからです。

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2007年10月25日(木)

昨日(24日)読売ジャイアンツ(巨人)の原沢副代表に食事を招待してもらいました。帝京大の4年生が1人同席しました。実は、彼女が巨人から就職の内定をもらいましたので、主目的は彼女の激励会でしたが、原沢さんにはもう一つ目的があったようです。教室で私の理想論や非現実的空論を散散聞かされている彼女に現場の泥臭い話をして、少しでも彼女に免疫を付けさせたいとの親心だったようです。現役学生の巨人内定は彼女だけです。巨人が彼女に早く戦力になって欲しいと期待しているのが良く理解できました。

3年前に帝京大の専任教員になった時も、また、2年前「スポーツ経営コース」が経営学科に設けられた時も、球団に入社する学生がこんなに早く現れるとは想像していませんでした。彼女は大学の中でもトップクラスの成績ですから自信を持って巨人に送り出すことができますが、大学の成績に加え、昨年の夏約3週間巨人でインターンとして働き、その後もアルバイトなどで巨人の役に立っていたのが高い評価を受けたようです。スポーツインターン制度を昨年から始めて良かったと思いました。 

最近教えることは難しいと思う時があります。彼女のように与えられた課題や宿題を難無くこなす学生もいれば、怠けることに知恵を廻す学生も居ますので、どのレベルに合わせるのかが難しいのです。

怠ける学生とタバコを吸う人には共通項があります。
タバコを吸う人はタバコが健康に良くないことを熟知しています。タバコを吸う人の大半は、タバコを吸う人が60歳頃になると2人に1人がガンになる事を知っています。それでもタバコを止めません。
授業に遅れたり、欠席する。強制されない限り提出物は出さない。そんな学生を多く見かけます。彼らと話をしますと、遅刻や欠席が悪いことは十分に分っています。しかし、不幸にして、態度を改めることができません。
共通していることは、タバコもサボりも実害が直ぐに出ません。人生の終盤に近い60歳頃になって、タバコを止めておけば良かったとか、学生の時にもっと勉強をしておけば良かったと、反省する確率が高いことです。

優秀な学生を更に磨きながら、落ちこぼれそうな学生をどのように救うのか、学校の先生は結構エネルギーを必要とします。

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2007年10月24日(水)

いよいよ、国会は新テロ特措法の審議に入りました。与野党の真摯な討議を期待したいものです。

所で、これまでインド洋の給油活動は国際貢献だと政府・自民党は言い続けてきました。しかし、戦艦に無料で石油を供給するのですからその行為に反対する国があるはずがありません。無料で石油を供給することが国際貢献だとすれば国際外交は不必要ですよね。

自民党の議員の皆さんがインド洋の給油活動が日本の国益だと主張されるのであれば、11月1日から新テロ特措法成立までの間の給油費用は議員の皆さんのポケットマネーで補うと公表されては如何でしょうか?国民は議員の皆さんがそこまで真剣ならば新テロ特措法に賛成しないわけにいかないと思うでしょうし、そこまでの気概があれば諸手を挙げて賛成します。

私たちの周りには評論家的発言で適当に本質を誤魔化す人がたくさんいます。時には私自身も評論家で終っている場合もあるかもしれません。唯、相手を説得する時は相手に負けない気概が必要です。特に、勝負に生きるプロスポーツの世界は「気力」が無くなると駄目ですね。

政治のプロの国会議員にも気概を持ってもらいましょう。

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2007年10月23日(火)

防衛省の守屋前次官が辞めた途端に彼の過去の行状が暴かれ、政府・自民党は新テロ法案に悪影響を与えるとして、遂に彼の証人喚問を容認するだけではなく、退職金返納まで要求するに至りました。

しかし、守屋氏が在職中に140回以上山田洋行の前専務とゴルフをしていたことや接待漬けになっていたことは、防衛省付の大手メディアの記者はもとより、防衛省の幹部や歴代の防衛庁長官、それに防衛族議員は知っていたはずです。それまでに相当な数の内部告発があったことは明白だからです。

皆分っていながら、守屋氏が権力を行使する間は黙って見過ごし、彼が権力と権限を失ったと同時にあたかも正義の味方の如く過去を暴く手法は民主主義の世界では感心した行為とは言えません。死者に鞭打つ行為と大差ないからです。

私は守屋氏を弁護していません。守屋氏に退職金返納を求めるならば、彼の暴走を見過ごした歴代の防衛庁長官と長官を指名した首相は彼の退職金相応の給料を返納すべきではないでしょうか。防衛省付の記者も坊主になっても可笑しくありません。

とは言え、同じようなことがスポーツの世界でもあります。スポーツ担当記者は記事にできないことをたくさん抱えています。記事にすると出入り禁止を食らうからです。だから、裸の王様が辞めると守屋氏同様王様の過去が面白ろ可笑しく報道されるのです。しかし、それは全然建設的ではないですよね。

 

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1996年の就任以来毎年プレイオフ進出を果し、ワールドシリーズを4回制覇したJoe Torre監督が3年連続地区シリーズ敗退の責任を取る形で辞任しました。実態は辞任を選択させられたようです。

監督の評価はサッカーの降格と同じで、過去の栄光よりも目先の結果で決められるケースが多いようですが、Torreの辞任はオーナーとGMと監督の関係を考える格好の材料となりました。
オーナーは戦力補強に必要なお金を供出する義務があります。GMはオーナーの意を受けて優勝を狙えるだけの戦力を整えるために選手を獲得する義務があります。監督はGMから与えられた選手を使って優勝争いに加わることを義務付けられます。

ヤンキースの場合、オーナーから潤沢なお金がGMに渡りました。そのお金でGMは最高の選手を集めました。しかし、打者の多くは「大砲」で、イチローのように走攻守揃った選手ではありませんでした。しかも、多くの選手が故障で監督の思い通りに動きませんでした。それでも、Torreはいつもの通りプレイオフに出場しました。

今回、GMは問題視されていません。監督の思い通りにならない選手を揃えた責任はないのでしょうか?
私の友人のボブ・ローゼンがTorreの代理人をしています。と言うことは、ビジネスにはなっていませんが、私は日本におけるTorreの代理人です。
だから、Torreの去就には大変興味があります。

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