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Jリーグが2006年の経営状況を公表しました。昨年に続き2度目ですが、今回は事業費に含まれる選手・チームスタッフの人件費を全クラブが公にしました。情報公開の観点では大きな進歩です。
昨年に比べ、J-2に愛媛が加わり、J-1が18クラブ、J-2が13クラブになり、合計の総収入が昨年の661億円から4.5%増えて691億円に達しました。J-1に限って言えば、収入が543億円、クラブ平均は30億円でした。

因みに、イングランドプレミア・リーグ(P-L)の2005-06年の総収入は約3,172億円、20クラブの平均収入は約159億円でした。P-Lより1段下のチャンピオン・リーグ(C-L)の同年度の収入が731億円、クラブ平均収入は約30億円です。

1993年のJリーグ発足当時、JリーグとP-Lの収入はほぼ拮抗していました。それから13年、P-LはJリーグの4.6倍成長し、Jリーグは今やイングランド2部のC-Lと同格になってしまいました。

P-Lの収入拡大は放送権利料に起因します。P-Lでは、2000-01年に初めてテレビ収入がチケット収入を上回りました。それ以降、テレビとチケットの収入格差は広がるばかりです。そして、P-Lは2007-08年~2009-10年の3ヵ年の新放送権契約を約6,200億円で締結しました。放送権利料だけで年間約2,000億円、クラブ平均100億円になります。

プロスポーツリーグが成長するか否かの鍵はテレビが握ります。P-Lがテレビの威力をまざまざと見せつけてくれました。地域密着の営業に力を入れるJリーグの課題はテレビです。

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