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MLBもいよいよ終盤です。プレイオフに加え、GMや監督の去就が慌しくなります。先日、Houston AstrosのGM(ゼネラル・マネジャー)と監督が同時に解任されたとの報道がありました。MLBでは、GMが監督を採用し、戦力を整えます。戦力を整えるとは、オーナーから与えられた予算の範囲内で選手を獲得し、必要に応じ選手を放出することを意味します。監督はGMから与えられた選手を駆使して優勝争いに加わることを義務付けられています。したがって、シーズンが終りに近づくと、GMと監督に評価が付けられることになります。

一方、プレイオフ進出が絶望的なSeattle Marinersのイチローが「打率のための四球を選ばない。打つことを常に念頭に置く」と言っていました。イチローがGMや監督にとって扱いが難しい選手になりつつあります。何故なら、イチローは次々にMLBの記録を塗り替えていますが、彼の口は「for the team」と言う一方で、頭は「for myself」のように感じるからです。

MLBには前人未到の記録を積み上げた偉大な打者がたくさんいます。タイ・カップやピート・ローズもそうです。しかし、この二人は自己中心でも有名でした。彼らが、今、現役であれば、GMや監督は極めて使い辛いことでしょう。イチローがそうならないように、安打数を増やすと同時に出塁率も上げる努力と工夫をこらすべきでしょう。

因みに、2004年のバリー・ボンズの記録と今現在のイチローとヤクルトの青木選手の記録を以下に比較してみます。

  試合 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打
ボンズ 147 373 129 135 27 3 45
イチロー 140 590 103 207 18 7 6
青木 118 464 91 156 19 2 18
               
  打点 三振 盗塁 四死球 打率 出塁率 長打率
ボンズ 101 41 6 232 .362 .609 .812
イチロー 59 64 37 42 .351 .396 .436
青木 49 55 14 68 .336 .419 .502

何度も書きますが、イチローが6割近い出塁率を常時保ち、得点が両リーグトップを維持できたら、Marinersは常勝軍団として君臨するでしょう。その時イチローの価値はPricelessになるでしょう。

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