いとも簡単にイチローがMLB移籍後7年連続で200安打を達成しました。更に安打数を増やして3年ぶりに首位打者賞を獲得してもらいたいものです。
7年連続の200安打は体が頑丈でケガや病気をしないことが前提になります。年間を通じて摂生に努めなければ到底達成できない記録です。ヒットを量産する前に、イチローの普段の努力に敬服します。
普通、イチローのような偉業を達成しますと多くの人が「彼は例外」と言います。イチローは、他の選手よりも、より入念に体の手入れを行い、バットやグラブも大事に扱います。しかし、野球選手としては当たり前の話です。例外ではないと考えます。しない方が駄目です。
大学でも同じです。努力をしない学生が普通で、成績の良い学生を例外扱いしがちです。しかし、本当は違います。ノートを取り、宿題を提出日に出すことが良い成績を残す第1歩です。その前提は、全ての授業に遅刻せずに出席することです。それを行うのが普通の学生でなければなりません。優劣はその上での努力次第であるべきです。
イチローの努力を学生に知ってもらい、後期、学生に大いに勉強してもらうことにします。イチローの記録は学生の励みになります。
団塊の世代のおじさんが高校や大学受験の時に聞いたニッポン放送「オールナイトニッポン」のディレクターをしていた内田一弘さんに久しぶりに会いました。内田さんとは1990年代の約10年間一緒に仕事をしました。
内田さんは、今、平山郁夫画伯の厚い信頼を得ています。画伯の音声収録以来20年以上に亘る付き合いですから半端ではありません。内田さんによれば、平山画伯が高齢になるに従い、画伯の周りの人たちも高齢になって現役を引退してしまい、画伯の意を体して動ける人が少なくなってしまったそうです。その内田さんが画伯の新作展示会に関連して以下のような話をしてくれました。
平山画伯は文化財の保護を提唱・実践しています。画伯の文化財保護の活動は日本のみならず、世界に拡がっています。特に、戦争勃発時の文化財一時避難では「文化財保護基金」が「First Aid」の役割を担っています。基金に対する要請は多岐に亙りますので、基金の財政基盤を常に強化しておく必要があるのだそうです。
ところが、内田さんが展示会の主催者である、あるメディアに文化財保護基金への献金を頼んだら断られたそうです。イベントを儲かるか否かだけで判断するDNAは依然として存在すると苦笑していました。そう言えば、来年のMLB開幕戦も主催しますね。恐らく、パリーグの開幕と重複するでしょう。
企業の行動基準を金銭に置く論理を排除することは出来ません。しかし、文化やスポーツと言った企業の枠を超えた社会性を勘案した時、「木を見て森を見ない」DNAは困ったものです。
プロ野球の構造改革が進まないのもこの辺が原因かな、と妙に納得できました。







