2007年8月16日(木)
メジャーリーガーとして2ヶ月、残念ながら、桑田選手がピッツバーグ・パイレーツから戦力外を通告されました。39歳であることも相俟って、桑田選手にとっては「引退」も視野にいれた事態になってしまいました。
MLB昇格後の1ヶ月間は制球力の良さで球威不足を補うことができましたが、制球力に乱れが生じた途端にMLBでは通用しなくなりました。MLBは甘くなかったことになります。2ヶ月間の成績が0勝1敗、防御率9.43ではやむを得ないでしょう。
しかし、桑田選手のチャレンジはこれからMLBを目指す、現役及びアマチュアの野球選手にある種の勇気を与えました。制球力があればMLBでも通用することを示してくれたからです。もちろん、日本でも同じですが、球威がなくて制球が甘くなるといとも簡単に打ち込まれることも教えてくれました。
バリー・ボンズの不正薬物疑惑がどのような決着になっても、今後、MLB選手の不正薬物使用に対して厳しい措置が講じられると予想します。筋肉増強剤は遠ざけられますので、腕力に訴える投手や打者は確実に少なくなるでしょう。代りに、ボールが従来より飛ぶようになり、走攻守揃った日本人選手の活躍の機会が増えることになるでしょう。それ以上に、投手では制球力が求められることになるでしょう。
桑田選手の短いMLB挑戦はこれからの日本人投手が心がけるべき一つの指針を与えたと思えます。
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投稿者:大坪正則 | 9:00







