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俗に、プロスポーツリーグについて、「球団オーナーは儲けることを目的に、選手はより高い報酬を目指し、そして、(お金を払う)ファンにお金では買えない“感動や興奮や驚き”を与えることによって、ビジネスが成り立っている」と言われる。このことは、プロスポーツリーグのみならず、個人競技のゴルフやテニスのツアートーナメント、更には、4年に1度開催のオリンピックやサッカーのワールドカップにも当てはまるので、スポーツに携わる関係者に普遍的に適用可能な俗説と解釈できる。
俗説とは言え、リーグ・球団の経営、及び、選手の報酬や賞金を直接的・間接的に経済の面から支えるのが、ファンである事実を否定することはできない。従って、ファンの存在がなくてはビジネスが成り立つはずもないし、お金を払うファンを顧客と見做し、プロスポーツリーグが顧客であるファンに満足に値するサービスを提供できるか否かによって、ビジネスが成功の領域に入るのか、又は、入らないのか、の分岐点となることが理解できる。しかし、現実は理屈通りに行かない所が面白い。プロスポーツリーグのビジネスが成功であるか否かの判断は、リーグ・球団が黒字であるか否かと同意義である.即ち、リーグ・球団の収入と支出のバランスが良否の判定となる。そこで、アメリカのプロスポーツリーグのどこがビジネスとして成功しているのか、低迷しているリーグはどこで、どこに原因があるのか、そして、日本のプロスポーツリーグの課題は何か、についてビジネスの視点から論ずることにする。

2005年3月に北海道新聞主催講演の講演内容の一部です。
本文全部を読んでみたい人はリクエストください。こちらから、メールで送付します。

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