本日、大学のオープンキャンパスに参加しました。10:15~11:00に「野球とサッカーの経営はどこが違うのかな?」と題した模擬授業、11:15~12:00に「野球とサッカーの弱点」をテーマにした模擬ゼミを行いました。
朝から雨模様の天候でしたので、通常よりもキャンパス訪問者の出足が悪かったそうですが、約50人の高校生が模擬授業に付き合ってくれました。
模擬ゼミでは、夏休みなのにゼミ生が参加しました。ゼミ生が野球派とサッカー派に分かれてディベートする様子をラジオ番組「Catch the Sports!」のスタッフが収録しました。教室の中央にマイクを置きましたので、緊張した雰囲気の中での討論でした。
ランチの時間は大学支給の弁当を食べながら、ゼミ生とラジオ番組制作スタッフとの意見交換を行いました。学生の意見を番組に反映させるためです。スタッフが役に立ったと言っていましたので、さらに良い番組になることを期待しましょう。
ランチの後はゼミ生とボウリング大会でした。久しぶりのボウリングでしたからコントロールが悪く、何度もスペアのチャンスを逃しました。それでも参加者の中で平均的スコアでしたので、「良し」と自己満足です。
ボウリングの後は、飲み放題と食事コースがセットとなった「飲み会」でした。軍資金は大学から配布された模擬ゼミ参加費です。2時間後の19:45に「飲み会」も終了。長い1日でした。
午前中に評価表を郵便局から大学に送付しました。これで前期は終了です。午後、学校からの依頼で取材に応じました。スポーツビジネス関連のガイドブックに学校の紹介と私に対するインタビューを掲載することになり、約1時間話をしました。11月頃発行・発売だそうです。
その後、家内と「ライオンキング」を見にいきました。アメリカで大人気のミュージカルで、劇団四季の日本語版も大変な人気です。
ストーリーは単純で分り易く、且つ、舞台演出が凝っていますので、15分の休憩を挟んで約3時間の演劇でも全く長いと感じさせません。そのせいか、安くはないチケット代ですが、若年層を中心にした観客でほぼ席が埋まっていました。
昔、NBAの仕事をしている時、NBAコミッショナーのDavid Sternが「NBAのライバルはMLBやNFLのようなスポーツリーグだけではない。観客を奪い合う点では、映画やミュージカルもNBAのコンペティターだ」と彼の部下に言っているのを何度も聞きました。
観客数が伸びないプロ野球やJリーグは、観客を集める力のある映画・ミュージカル・コンサートのどこが観客を惹き付けるのか研究することも必要かも知れません。
家に帰り着いたのが22時30分頃でしたが、それから十分にオリンピックの開会式を楽しめました。それにしても、選手入場 は過去最高の204の国と地域から参加する選手と役員が主役だけに長かったですね。これからのオリンピックは選手入場にもエンターテイメント性が求められると感じました。
前期の評価を付け終りました。帝京大の場合、学業成績をS・A・B・C・D・R(秀・優・良・可・不可・棄権に相当)で現します。
前期、アメリカ型スポーツ経営、ヨーロッパ型スポーツ経営、スポーツ産業構造論、ゼミの6コマで述べ1,000人が履修しました。
評価の配分は、テストが40%、レポートや宿題が60%です。学生に嫌われるくらいレポートや宿題の提出を求めますので、膨大な量になります。だが、前期15回分のレポートや宿題は学生の力量や努力を如実に現してくれます。小手先のごまかしは全く通用しません。
ゼミ生23名の内、小室君と田中君は3年次に他学校から編入してきた学生です。二人は私のゼミで勉強したいために編入を決意したそうです。実は、ゼミ参加を希望した編入生は4名いました。当然、彼ら4名は私の授業を1回も受けたことがありません。一方、私のゼミ生の半数以上が、1年生と2年生の時、私の授業でS(秀)の評価を取った連中です。スポーツ経営に関する限り、学力の差は歴然としています。
そこで、ゼミ参加を希望する編入生4名に対して、条件を提示しました。私が著述する4つの本、「メジャー野球の経営学」「プロ野球は崩壊する」「メジャーリーグの法律とビジネス」「スポーツと国力」を読んで、各冊1万字、合計4万字のレポートを4月の授業開始時に提出することを約束できるならばゼミ参加を許可すると4名に学校経由伝えました。
その厳しい条件を受けたのが小室君と田中君です。他の二人は願書では是非勉強したいと奇麗事を並べていましたが、4万字相当のレポート提出に腰砕けになりました。
4月から、小室・田中両君はゼミに加え、アメリカ型とヨーロッパ型を1年生と、そして、スポーツ産業構造を2年生と共に学ぶことになりました。
4万字のレポートを出し、決意を新たにした二人は、1回も遅刻・欠席をせず、毎週着実にレポートや宿題の提出を行いました。テストもほぼ満点に近い評価でしたので、3科目とも、総合点でトップ5に入る結果を出しました。
編入のハンディキャップがあっても、「やる気」があれば好成績を残せることを二人は証明してくれました。同時に、二人に厳しい条件を付けたことも正解でした。
後期はレポートや宿題を減らそうかな、と思いましたが、二人の成績から「勇気」を貰った気分です。
アメリカプロリーグの経営に関する授業は経営学科の選択必修になっていますし、法学や文学部の学生も履修できますので、約400人が授業を受けています。
授業の柱がプロリーグですから、例えば、ヤンキースのニューヨークやマリナーズのシアトルがどこに位置するのか知っておくべきと、MLB・NBA・NFL・NHLの順に4週間に亘って白地図に全球団の都市名と愛称を記入させました。その後、1週間の自習時間を与えた上で、30球団を白地図に記入するテストを行いました。
聖路加国際病院の日野原重明先生が、4月19日は「地図の日」とした上で、同日の朝日新聞のコラムで、「大人を含めたわれわれ日本人の地理や歴史に関する知識はまことに貧弱です」と書いておられました。
学生の白地図テストの結果は日野原先生のおっしゃることを裏付けるもので、あまりの出来の悪さに唖然とし、愕然としました。小学生以下と言っても言い過ぎではありません。
もっとも、テストが悪かったのは、学生の怠慢が70%、30%は私を舐めた結果だと思っています。中学・高校からの「甘え」を引きずっているのかも知れません。テストが悪くても誰も叱らないと高を括っていたのでしょう。
ここで彼らのペースに合せては私の負けです。テストをもう1回することにしました。成績の悪い学生には大量の宿題を課すことにしました。「心を鬼に」しなければならないと思ったからです。
テストをした結果、結局仕事が増え、余計に残業をするはめになりました。馬鹿なことをしたかどうかは7月2日に出る予定です。
本日、NHL(National Hockey League)からインターンを受け入れる旨の通知が届きました。これから、2月下旬から4月初旬の間の30日間、NHLにインターンを送るためのJ-1Visaを取得すべく、NHLと大学が協力しながら手続きに入ることになりました。
帝京大学では国内外のスポーツ関連団体・企業にインターンを春休みと夏休みに派遣しています。今年の3月にはニューヨークでエージェント(Torre監督を含む)業を営む私の友人のオフィスに送りました。従って、NHLの受入れは海外インターンシップ第2号です。
NHLコミッショナーのBettmanさんに先週金曜日メールを送りましたら、NY時間の火曜日に「Yes」との返事が来ました。NBAコミッショナーのSternさんにメールしますと翌日返事がきます。NHLやNBAを含め、アメリカ企業のトップはアクションが早いです。この点、返事の遅い日本の経営者は見習うべきです。







