サンフランシスコ・ジャイアンツのバリー・ボンズがあと2本ホームランを打てば、通算最多ホームランのMLB新記録達成です。MLBの伝説的英雄であるベーブ・ルースを抜き、更に、ハンク・アーロンの記録を塗り替えるのですから誰もがその瞬間を心待ちにしているはずですが、心做しか、MLBもメディアも困惑した気持ちで静観しています。言わば、嵐の前の静けさです。
なぜかと言えば、バリー・ボンズの「ステロイド疑惑」が完全に払拭させていないからです。誰もが、彼の非凡さは認めています。打撃に関する限り(守備は下手です。練習しません)、彼は一流ですし、誰も彼の高い技術を賞賛します。それよりも、努力家です。ステロイドが無くても、ベーブ・ルースやハンク・アーロンに迫ったはずです。
それでも、新記録達成後、不正薬物を使用していたことが判明した場合、その先の混乱は想像できます。これ以上は、別の機会に書くことにしましょう。
ところで、1974年の晩秋、アトランタ・ブレ-ブスに在籍していたハンク・アーロンのニューヨーク最後の試合をShea Stadiumで見ました。内野席の最上段からアーロンの全打席をスタンディングオベーションしながらです。感激でしたね。今でもあの時の情景を思い出します。
(私には本当にアーロン最後の打席となりましたが、アーロンはその後Milwaukee Brewersに移籍し、あと2年MLBに在籍します。だから、ニューヨーク最後の試合ではなかったのですが、当時のニューヨークの新聞は挙って「最後の試合」と感傷的に書いていました。治安が良くない頃でしたので、往復タクシーで行きました。タクシー代の方がチケット代よりも高かったですね)
投稿者:大坪正則 | 16:15








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