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2009年6月19日(金)

東日本社会人アメリカンフットボール(アメフト)の決勝戦、Pearl Bowlを東京ドームで見ました。オービック・シーガルズ対鹿島ディアーズの対戦でした。主催するNPO法人日本社会人アメリカンフットボール協会(Xリーグ)の首脳とも意見交換をする機会がありました。だが、今回、ゲームよりも興味深かったのは、テレビ放送でした。
テレビ放送は、生中継ではなく、MXテレビが翌日(20日、土曜日)の午後、また、Jスポーツが28日(日曜日)22:30~の録画です。生中継だと、社員が応援に駆けつけないで、テレビ観戦をするので、東京ドームが閑散となるばかりでなく、テレビの映りも良くないため、主催者のXリーグの判断で録画放送になっていると聞きました。NFLのBlack-Outルールと同じ考えです。NFLの場合、試合開始72時間前にチケットが完売していない時、主催地でのテレビ放送を中止(black-out)して良いことになっています。

東京ドームのフィールドでは、バックネットとスコアボード(即ち、キャッチャーとセンターを結ぶ)ライン上にゴールポストが設定されます。従って、50ヤードラインを正面に見る位置は、野球のファウル・ライン延長線上の左右のポール辺りになっていました。
決勝戦にも拘らず、一般観客は少なく、席を埋めるのは両チームの社員でした。テレビの生中継が敬遠される由縁です。両チームの応援団(合計7~9千人の社員)は左右のポールを挟んで陣取り、チアーリーダーの掛け声に合せ、攻撃・守備に関係なく、常時声を出したり、応援グッズを叩いたりで大忙しです。面白いのは、東京ドームの両端での声援ですから、相手側がどんな応援をしているのか、殆ど、分からないことです。だから、応援がやや自己陶酔ぎみです。

社会人のアメフトチームは60~70名の選手とチア-リーダー含む80~90名のスタッフを抱えています。アメフトは安全確保のために種々の用具を身に付けますが、用具の値段は安いものではありません。選手やスタッフの人件費やその他経費を勘案しますと、アメフトのチームを維持することは相当の金銭的覚悟が必要です。

しかし、現状は、一般のスポーツファンに社会人のアメフトが十分に浸透していません。NPBやJリーグと同じで、スタジアムが観客で満杯にならないと、テレビ放送やマーチャンダイジングのビジネスが上手く行かず、スポンサーも集まらないことになります。社会人スポーツの苦しい現状を垣間見ることができました。

Heaven helps those who help themselves. 

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