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MLBニューヨーク・ヤンキースのアレックス・ロドリゲスが、レンジャーズ時代の2003年に実施されたドーピング検査で、陽性反応を示していた、と新聞が報じています。また、2003年はMLBがドーピング検査を導入した年で、陽性反応者の比率を調べるために検査を実施したので、選手会との合意に基き、陽性反応者の名前を公表せず、罰則もなかった、と言っています。

ロドリゲス自身も2001年~2003年の間の薬物使用をメディアに認めていますので、MLBとMLB選手会はこの事実に口を噤んでいたことになります。不思議なことに、2007年12月に公表されましたMLBのドーピング実態報告書、いわゆる、ミッチェル・レポートはロドリゲスのことに触れていません。このことは、MLBがミッチェル元上院議員に2003年実施のドーピング検査の情報を渡していなかったと推察されます。

ロドリゲスの薬物使用について、オバマ大統領が「がっかりした」とコメントしていますが、私も「がっかり」です。なぜなら、記録の信用を著しく傷つけたからです。ロドリゲスは並みの選手ではありません。最高峰に位置する選手です。通算本塁打でベーブ・ルースの714本はもちろんのこと、ハンク・アーロンの755本を抜き、更には、薬物で成し遂げたバリー・ボンズの記録を影の薄いものにしてくれる、と期待されていただけに、「ロドリゲス、おまえもか!」と裏切られた気持ちです。

MLBファンの気持ちはどうでしょうか?果たして、MLB離れが起きるでしょうか?2009年の観客動員数に注目です。

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